高校時代のお話なのですが、私はクラスで最下位の時期がありました。高1のとき学校への通学途中に交通事故にあい、手術・入院をしたことがきっかけとなったのですが、久しぶりに学校へ登校したときには授業に全くついていけなくなっていました。退院してから学習意欲や習慣がなくなってしまい成績はどんどん下降していきました。
大学受験のためになんとか立ち直りたかったのですが、ただ暗記して覚える学習には限界がありました。そんなときに、母の知り合いの方に家庭教師をしてもらいました。とても分かりやすい指導で学習意欲がわいてきたことを覚えています。
今思えば、その方の指導は常に「理解」と「納得」を大切にしてくださっていました。高3の春の模試では、数学だけでしたが、初めて学年1位をとることができました。その時点では他の科目は壊滅的でしたが、ここから学習への興味が他の科目にも広がっていき、大学受験を乗り切ることができました。
「理解」と「納得」が学びに対する興味につながり、可能性が大きく広がることを身をもって感じました。これが「理解」と「納得」にこだわる理由です。